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「エスカル・クッキングスタジオ」に関わった皆さまへ

庭に緋寒桜が満開に咲き誇っております。

   「さまざまの こと思い出す 桜かな」 松尾芭蕉


我が家の緋寒桜を愛でつつ、皆さまの笑顔とザワザワと愉しく、料理を作っている情景を思い出しております。お習いになった「桜餅」作っておられますか! 料理を作ることは、食材で四季を感じ、そして、五感を研ぎ澄ますことです。
コロナ禍で未だ収束の兆しも見えぬ中、皆様方には、お変わりなくお過ごしでしょうか。
休校から半年が過ぎようとしておりますが、「いつ再開しますか」と、問い合わせもあり嬉しい限りです。すでにお知らせ致しましたが、今までのようなカタチでは、3密になりますので、新たな様式の料理教室を模索中です。


【 ご提案 】
コロナウイルス感染防止策を整えた少人数制(6〜8人)。
講師は、実演をしながら、生徒の皆さんに料理を紹介。
その後、アクリル板等で感染防止をしながら、試食を兼ねながらランチスタイルで「我が家でレストラン」を楽しんで頂く料理教室です。


ご提案が、具体的に決まり次第、ホームページでお知らせいたします。
私は、料理作りを日々、きちんと探究しながら励んでおりますが、美味しく作れない日も多々あります。
けれども常に作っていないと、料理の腕と感性が落ちるのが怖いのです。
琉歌の中に「手習や坂に押し登る車 油断どもすれば後に戻る」
この琉歌は、学ぶ姿勢が我が身に沁みて伝わります。
料理の腕は上がるか! 落ちるか! 途中で止まることはないのです。
料理は日々繰り返しの中で、上手になるものです。
コロナウイルス蔓延が続く中、しばらくはヤーグマイ(巣ごもり)が続きますが、生徒の皆さまには、くれぐれもご自愛下さい。お会いできます日を楽しみにしております。


「食卓こそは幸福の舞台」エスカル料理教室
口福料理人 安谷屋純一